時間を捻出する方法!忙しすぎても出来る時間の創り方!
忙しくて手が回らない!あれもやんなきゃ、これもやんなきゃ!と思っていても結局なにも出来ずに終わった...。残ったのは疲れと、焦りだけ。なんて人も多いですよね?
結局、睡眠時間を削ることになり、翌朝起きたら疲れがまったく取れてないあなたへ。時間はあるものじゃない!創るものだ!ということは分かっているのに、実践ができない人に向けて超簡潔に時間の作り方を伝授します。
時間がない!と感じる3つの原因
1日は24時間。この現実を変えることは、たとえアメリカ合衆国の大統領であっても、ローマ法王であっても出来ません!でも、同じ24時間なのに、お休みの日の24時間は、もう終わりなの?って言うくらい早く感じませんか?つまり24時間は、あなたの受け止め方や感じ方で、長くも短くも感じる!ってことです。
どうして時間が短く感じるのか?時間がないのか?その原因を3つ見て見ましょう。
①あせってませんか?
焦りは禁物!とはよく言ったもので、気がはやると判断をあやまることもあります。焦ると正常な判断が出来なくなる、ということは、あなたの脳にインプットされた経験による判断の基準が機能してないということ。つまり、正しい正しくない、やるべきやらないべき、といった基準が狂ってる状態です。
そんな状態であれば、当然のことながら時間の感じ方、あなたの中での時間の流れ方も、冷静な時とは異なります。焦れば焦るほど時間は早く流れているように感じるもの。冷静になった時には、すでに予定の時間はとっくに過ぎてしまっていることでしょう。
②夢中になりすぎてませんか?
集中して何かに取り組んでいる時は、あっという間に時間が過ぎます。仕事に集中していたら、もう退社時刻になってた...そんな経験は誰でもあると思います。集中して仕事に取り組むことは、決して悪いことではないです。むしろ良いことです。ただし!他にやるべきことがあったのに、夢中になってしまって、時間が無くなった。これはダメですよね?
集中と夢中は、似て非なるものです。
③何でも後回しにしてませんか?
例えば上司に『今日の17時までにやってくれ!』なんてイキナリ指示されたら、他にもやるべき仕事があっても、とりあえず後回しにしますよね?まあ、明日やればいいか~、なんて悠長に構えてたら、明日は明日で、別の上司から『今日中に必ず仕上げてくれたまえ!』って言われちゃったこと、ありますよね?でも、上司のせいにはできないでしょ?優先度が高いものを優先するあまり、何でも後回しにしているとあなた自身の首を絞めることになります。
時間を捻出するたった1つのコツ
じゃあ結局どうしたらいいの?といういうことで結論を先に。
時間は使うものではなく
付き合うものです!
時間を上手く使おう!と意気込むから、かえって時間が短く感じるんです。つまりは、時間に使われちゃうんです。
くり返しになりますが、1日は24時間と決まってます。この事実は絶対に変えられません。
でも変えられることもあります。
それは、時間に対する
あなたの向き合い方!です。
時間を使うのではなく、付き合う、向き合うという考え方があなたを変えてくれます。そのことを念頭において読み進めて見てください。
期限を決める
時間管理のコツ!でよく言われるのが優先順位を決める、ということ。
誤解のないように、先にお伝えします。
僕は優先順位を決める必要はない!と思います。
なぜかっって?
先述したように、いくら優先順位を決めても
『突発的なこと』が必ず起きるから。
最優先でやろうと思っていた仕事より、より優先度の高い社長命令!みたいな仕事が来たら、どうやったって社長の仕事を優先しちゃいます。会社員である以上、仕方がないのかな...。ですので、優先順位を付けても、あまり意味が無いことが実は多いんです。
じゃあ、どうしたらいいんでしょう?
答えは以下。
やるべきことに付けるのは、
優先順位ではなく期限です!
優先順位を付けることと、期限を決めることは、似ているようで違います。
優先順位を付けるやり方は、実は弱点が多いんです!
例えば
- 優先度が中ぐらいのものに順位を付けることが難しい、または時間がかかる
- すべてに優先するものが発生すると、一旦白紙に戻さなければならない
- 最優先でない突発性のあるものが出てくると、再考する時間が無駄
- 優先度を決めて実行しても、自分の時間は捻出できない
他にもあるんですが、大きな弱点は上記の4つ。簡単に言えば、追加があるとめんどくさくて時間の無駄が多いんです。そして最大の弱点は、自分の時間を捻出できないこと。優先度の高い順にこなしていっても、タスクが連続するため、どこにも切れ目がないですよね?結局は自分の時間をどこで捻出するか?あなた自身が分からないでしょ?時間をひねり出すことが目的なのに、これじゃ本末転倒です。
一方で期限を決める方法だと、突発的なものが発生しても関係ありません。たとえ社長命令が発生しても、社長に期限を確認すればいいだけ。他のやるべきことは、まったく影響を受けません。
いや!社長の命令が最優先だ!って言う人もいるでしょう。よく分かります、その気持ち。
でも、だからなんです、あなたが時間がないのって。
あなたが時間がない理由は
優先度に踊らされてるから
なんです!
優先度なんか無視して、期限を守ってください!
期限の決め方だって簡単です。
やるべきことが発生したその都度、期限を決めるだけ。そして、その期限は優先度の高いやるべきことが、突発で発生しても変えてはいけませんよ!そこで変えるから、また一から期限を付け直すことになるんですから。
先ほどの例で言えば、社長命令を後回しにするのは、たしかに勇気のいることです。社長命令を抱えながら、あらかじめ決めた期限の早いタスクをこなしていくことは、精神的に大変かもしれません。集中できないかもしれません。
でも変わりたければ守ってください!
期限を!
時間を上手く捻出して、上手く時間と付き合える人は、もれなく期限を厳守できる人です。優先度という言葉に騙されて、時間に使われないよう気を付けてくださいね!そう、時間は上手く付き合うものなんですから。
やるべきことに期限を付ける方法のメリットは?
- 突発的に発生することに、左右されない
- 1度決めれば、変更したり、再考する時間が不要
- 期限が迫っている事がない場合、自分の時間を捻出できる
最も大きなメリットは
3.時間を捻出できること
繰り返しますが、優先度をつける方法だと、時間は捻出できません。なぜなら、やるべきことが連続していて、切れ目がないからです。
だから期限を決める方法の勝ちです!
自分の時間を捻出できるからです。
やるべきことがとても多い場合には、可視化しておくのも1つの方法です。デジタルな方法で作る(スマホに標準で入ってるアプリで充分)タスク一覧とかでもいいし、アナログな紙の予定表だっていいんです。とにかく、いつも見えるように、確認できるようにしておけばOKです。
もう一度言います。
優先度に踊るな!
最後に
タイムマネジメント論とか時間活用術!みたいな本とか記事とかに、判で押したように
優先順位をつけろ!と書いてありますよね?
でも、いつまでたっても、その種の本や情報が無くならないのは、理由があるんです。
その理由とは?
上手く行かないから
です!
本当に上手く行く方法なら、もう出尽くしで、似たような本の需要は無くなるはずですよね?でも、いつまでも無数に本が出てくるってことは?上手く行かないからですよ、奥さん!
騙されたと思って、実行してみてください。
①期限を決めること
②期限を厳守すること
③優先度を無視すること
自然に捻出される自分の時間が
あなたの人生を豊かにしてくれますから。